農業経営法人化研修会
これまでの開催結果（平成28年度）
第1回農業経営法人化研修会の開催について
平成28年10月25日（火）にベルクラシック甲府にて、第1回農業経営法人化研修会を開催いたしました。
本研修会は、本県農業を産業基盤として維持・拡大するためには、経営の法人化による持続的かつ発展的な農業の展開が重要であることから、法人化を目指す農業者をはじめ県やＪＡ関係者の意識醸成を図り、法人の確保・育成を推進することを目的に、山梨県農政部とＪＡバンク山梨主催（共催：ＪＡ山梨県連グループ担い手サポート協議会）で開催し、約１００名が参加しました。
山梨県農政部技監相川氏、本会山縣常務の挨拶を皮切りに、自ら果樹経営を法人化した(有)安曇野ファミリー農産代表取締役の中村隆宣氏より、「果樹経営の法人化事例」と題して、法人を設立した際の苦労をはじめ、法人化によるメリット、労務管理、人材育成等についてご講演いただきました。続いて、本県在住の税理士の浅川尚樹氏による講演では、「農業経営改善に向けた税制の活用」をテーマに、個人経営と法人経営について税制、社会保障の両面から、具体的なモデルケースを用いた経費負担（試算額）を元に、メリットやデメリット、法人化移行の判断基準等を分かり易くご講演いただきました。
参加した方々は真剣な眼差しで受講し、質疑応答も積極的に交わされたことから、今後の法人化に向けた足掛かりとして、非常に有意義な研修会となりました。
研修会の様子
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